フランスにある歴史的な世界遺産の1つ、モン・サン・ミッシェル。

海に浮かぶ修道院として有名で、日本人も多く訪れているスポットです。実際に行ってみて感じたのは、内部の時代に応じて幾重にも積み重ねられた建築様式も美しいのですが、やはり外側から見た風景が本当に異世界で、胸を打たれました。

今回はそんな世界遺産モン・サン・ミッシェルの魅力を紹介します。

モン・サン・ミッシェルの内側は歴史あふれる街並みが広がる

モン・サン・ミッシェルの入り口までの行き方

モン・サン・ミッシェルには橋がかかっていますが、橋の入り口から門までは無料のシャトルバスを利用して行くことができます。定期的に巡回しているので、帰りの時間だけ注意すれば問題ありません。徒歩でも40分程度あれば行けるので、時間がある方は徒歩をオススメしたいですね。

シャトルバスだと通り過ぎてしまいますが、良い撮影スポットが沢山ありますよ。

尚、入口までの行き方はこちらから日本語パンフレットがダウンロードできます。

モン・サン・ミッシェルの橋の手前

モン・サン・ミッシェルの橋は無料のシャトルバスか徒歩で渡る

モン・サン・ミッシェルの内側は観光地化が進んでおり、お土産屋さんもずらりと並んでいます。道がやや狭く混雑していますが、石造りの街並みはヨーロッパに来たことを実感させてくれます。

モン・サン・ミッシェルの内部

人気観光地なので混雑しています。

城塞都市なだけあって、城壁の構造も素晴らしく、中世史や城好きにはたまりません。イギリスとフランスの百年戦争のときも、イギリスの猛攻を耐え抜いた場所です。

海に面した城壁。

海に面した城壁。

モン・サン・ミッシェルの上層には修道院と美しい庭がある

モン・サン・ミッシェルの上層の修道院へ行くには、有料のチケットが必要です。

上層への入り口

上層への入り口。入場料が必要です。

大人 10ユーロ
オーディオガイド 3ユーロ
入場時間 9:00~19:00(5~8月)
9:00~18:00(9~4月)

お金を支払って入場すると人気が減って静かになります。有料なだけあって、ある程度ふるいにかけられてしまうのかも。
修道院自体はすごく広く見ごたえがあります。10ユーロの価値あり。

修道院内部。

修道院内部。三層構造となっていて広いです。

最上階の修道院

最上階の教会入口。天気が良くなかったのが残念。

教会の頂上には大天使ミカエルの像がそびえ立っており、モン・サン・ミッシェルの象徴となっています。教会内部も重厚とした作りで歴史を感じさせますが、パリでノートルダム大聖堂などを見た後の場合は印象が霞んでしまうかもしれません。

教会の内部

モンサンミッシェルの教会内部。山の上にこんな立派な建物を作るとは…。

中庭もあります。落ち着いた雰囲気の場所で、窓からは水平線・地平線も見えます。

修道院の最上階にある庭

修道院の最上階にある庭。窓からは水平線が見える

モン・サン・ミッシェルの最上階から陸地を望む

モン・サン・ミッシェルの最上階から陸地を望む

伝統のオムレツの感想

モン・サン・ミッシェルのツアーに行くと必ずといっていいほど付いているのがオムレツ。その中でも最も有名なのが、レストラン「ラ・メール・プラール」。

ラ・メール・プラール

ラ・メール・プラールの入り口

こちらのオムレツはモン・サン・ミッシェルの紹介の際には必ず出てくるといっていいほど有名です。私も当然折角来たのだからと行ってみましたが、結論から言うと行かなくてもよかったかもしれません。

「ラ・メール・プラール」のオムレツ

見た目通りのふわっふわ。

ふわっふわのオムレツが面白い食感で美味しいのですが…値段が高い

前菜・オムレツ・パン・デザートのコースで75ユーロ~(約10,000円)、オムレツ単品でも30ユーロ~(4,000円)と決して安い食べ物ではありません。正直この値段でこの味はぼったくり過ぎだと思ってしまいます。元々フランスの物価はやや高いのですが、それでも高いですね。

ちなみに一番安いから…とプレーンを頼むと後悔すると思います。味付けがシンプルなので、付け合わせと一緒に頼まないと味が殆どありません。私はサーモンオムレツを注文し、妻がプレーンを頼んでいたので交換しながら食べたのですが、2人とも付け合わせあったほうが良いという結論になりました。

もともとは巡礼者が気軽に食べられるようにと考案されたものだったそうですが、その趣きはどこに。

ちなみにラ・メール・プラールは日本にも進出しており、横浜や有楽町で頂くことができます

オススメのお土産

モン・サン・ミッシェルで外れのないオススメのお土産は定番ですが、ラ・メール・プラールのクッキーです。オムレツは値段があれですが、このクッキーは安くて美味しいです。パリのスーパーでも売っていますが、モン・サン・ミッシェルのものは出来立てということ。

ラ・メール・プラールのクッキー

by るるぶショッピング

モン・サン・ミッシェルは外側から見ると壮大。夜は神秘的な海上世界遺産に

モン・サン・ミッシェルは内部ももちろん素晴らしいのですが、その真の美しさはやはり外から見た時に感じられると思います。

昼間は下の写真のように、ファンタジー映画に出てくるような荘厳な姿を垣間見ることができます。

 

モン・サン・ミッシェルの外周

モン・サン・ミッシェルの周辺を歩く。今はガイドがいないと入れません。

ちなみに、私が訪問した当時は、まだ橋が完成したばかりでモン・サン・ミッシェル周辺の水位は低い状態が続いていました。
そのため、モン・サン・ミッシェルの外側が歩けるようになっていたのですが、現在は潮の満ち引きが急で危険が多く、ライセンスを持ったガイド同伴でないと入れなくなっています。もし外周に出たいという場合は、ツアーを予約するかガイドに依頼してください。

元々埋め立てで出来ていたモン・サン・ミッシェルに至る道は、潮の満ち引きを妨げ、土砂の滞留を促進していました。これによりモン・サン・ミッシェル本来の姿である海上の孤島の姿にならなくなっていたため、フランス政府が高架橋を設置したのです。

このおかげで、今では海上に浮かぶ孤島の姿を取り戻しています。

モン・サン・ミッシェルの夜景

モン・サン・ミッシェルは夜にはライトアップされ、外からその美しい姿を拝むことができます。
海上に浮かぶモンサンミッシェルのライトアップ写真では中々伝わらないかもしれませんが、これが息をのむほど綺麗。周りが開けており、何もない所に佇むその姿は現実とは思えない姿でした。

残念ながら翌日の朝焼けは曇っており全く見れず…再度訪問を誓い、モン・サン・ミッシェルを後にしました。

夜景や朝焼けを見るのにオススメのスポット

モン・サン・ミッシェルは、大きく分けてモン・サン・ミッシェル内部のホテルと、対岸のシャトル乗り場付近にあるホテル街と2か所の宿泊スポットがあります。

内部のホテルでは、観光客のいないモン・サン・ミッシェル本来の姿を味わうことができますが、対岸のホテルに比べて高いです。一方、対岸のホテルは安く、翌日パリへ帰るバスターミナルに近いというメリットがあります。

オススメの宿泊場所

夜景や朝焼けはいずれのホテルからでも楽しめますが、個人的には対岸のホテルをオススメしたいですね。価格でも強みがありますし、昼間の内部の観光の時に、荷物を持って歩く必要もなく、夜景・朝焼けの撮影スポットにもこちらの方が近いためです。

モン・サン・ミッシェル訪問の際には、是非一泊二日で訪問し、海上の世界遺産の朝焼けや夜景を楽しんでみてください!
一泊二日のオプションツアーはJTBから予約できますよ。

以下の記事ではパリからモン・サン・ミッシェルへの行き方も解説しています。併せてどうぞ。

【フランス】パリから世界遺産モン・サン・ミッシェルへの行き方

基本情報

住所 BP 4 50170 Le Mont Saint-Michel
 駐車場 あり(インフォメーションセンターすぐ近く)
料金:11.7ユーロ/日
詳細はhttp://www.bienvenueaumontsaintmichel.fr/jp/pageを参照の事。

以上!