北米最大の火山地帯であるイエローストーン国立公園は、年間400万人以上が訪れるアメリカ屈指の人気を誇る国立公園です。1872年に世界初の国立公園として指定されており、ワイオミング州・モンタナ州・アイダホ州に跨って広がるその広大な土地は四国の面積の半分(8,984平方km)にもなります。

その人気の秘密は世界でも珍しいカラフルな湖とダイナミックな間欠泉。青色の湖が多いのは、バクテリアすら住めない高温のお湯だからなんです。

今回はそんなイエローストーン国立公園で、絶対に押さえておきたいスポットを紹介したいと思います。

イエローストーン国立公園の歩き方

イエローストーン国立公園は、特長的な8の字の道路で構成されています。8の字のそれぞれの円は1週約4時間ほどかかります。例えば④マンモスホットスプリングから⑥キャニオンヴィレッジに移動した場合、約2時間程度の移動時間を見ておけばよいでしょう。

イエローストーン国立公園マップ

人気スポットはイエローストーン国立公園全体に満遍なく分布しています。

①~③の辺りは高温の湖や間欠泉が見どころのイエローストーン国立公園屈指の人気スポットが集まるエリアです。

④のマンモスホットスプリングは白い棚田のような光景が広がります。近くにはアメリカには珍しく川の温泉(⑤ボイリングリバー)に入ることが出来ます。

⑥のキャニオンビレッジは自然豊かで、イエローストーンのグランドキャニオンと呼ばれる谷が広がるスポットです。

⑦のウェストサムはコバルトブルーの湖が見どころ。

イエローストーン国立公園での宿泊場所について

イエローストーン国立公園は国立公園内にヴィレッジと呼ばれる観光施設が多く揃っています。しかし、どこも人気スポットで早期に予約しなければ中々確保できません。

私がオススメするのはイエローストーン国立公園の外にあるウェストイエローストーン。ここには多くのホテルがあり値段も安いです。また周囲にスーパーやレストランなども並んでおり、夜には美味しい食事を頂くことができます。

ウェストイエローストーンは国立公園のゲートの外ですが、夜でも園内に入ることは可能なので、園内のホテルに泊まらなくても満天の星空が撮影できます。

イエローストーン国立公園の夜景

夜には満天の星空が見える

正直園内のヴィレッジでは夜ふらっとスーパーに行ったりするのは大変なので、毎回ホテル食になり結構なお金がかかってしまうのがネック。旅費を抑えたい方はウェストイエローストーンのホテルをオススメします。但し、車で移動する必要があるので、ツアーバス利用の方はヴィレッジのホテルを利用しましょう。

イエローストーン国立公園各場所の見どころ

①オールドフェイスフル

イエローストーン国立公園でも大人気のスポットの1つ。オールドフェイスフルではあちこちに間欠泉があり、中でもオールドフェイスフルガイザーは、約1時間~1時間半の間に定期的に間欠泉が吹き上がります。多くの人がこれを見るために周囲に待機しているため、近くで見たいなら30分程前から待機しておくと安心です。

噴出時間の目安は近くにあるオールドフェイスフルビジターセンターで確認できます。

オールドフェイスフルで見れる間欠泉

オールドフェイスフルガイザー

オールドフェイスフル周辺は木道で散策できるようになっており、全てみて回ると2~3時間コースになります。ご自身のプランに合わせてどこまで見て回るか検討してください。

オールドフェイスフル全景

オールドフェイスフル全景 by Yellow Stone National Park

②ミッドウェイカイザーベイスン

ミッドウェイカイザーベイスンはイエローストーン国立公園で最も有名な場所だと思います。オールドフェイスフルと合わせて絶対押さえておきたいスポットで、直径100mを超える巨大な湖が変わった色をしている光景は圧巻。但し、9月などの寒い時期に見に行くと、湯気が出ており綺麗に見えません。風の強い日か、夏に訪れると綺麗に見る事が出来ると思います。

イエローストーン国立公園の湖

ミッドウェイカイザースプリングは、実は道中に小高い山に登れる場所があります。周囲に設置されている木道からは上記のような写真は取れませんが、その丘の上からは綺麗な湖を取ることが出来るので、是非訪れてみてください。所要時間は1時間程度を見ておけばよいでしょう。

③ビスケットベイスン

ビスケットベイスンは真っ青の湖が特徴的な場所です。他と比べると見劣りしますが、色鮮やかなブルーの湖は異世界を思わせる雰囲気。ミッドウェーカイザーベイスンとオールドフェイスフルの道中にあり、訪問しやすいのも良いですよね。所要時間は30分程度。

ビスケットベイスン

この透明度の高い湖をサファイアプールといいます。高温のため微生物すら住めない場所…。

④マンモスホットスプリング

マンモスホットスプリングはオールドフェイスフル同様、ビジターセンターを持つ広大な地域にあります。噴き出したお湯に含まれる石灰分が蓄積され、棚田の石灰版のような光景が広がります。木道が整備されており、見どころも多く、所要時間は1時間半といったところ。

デビルズサム

⑤ボイリングリバー

マンモスホットスプリングまで足を伸ばしたのであれば、是非オススメしたいのがこのボイリングリバー。いわゆる川湯です。午前五時から夜の9時までの間、水着着用で入ることができます。着替える場所はないので、事前に車で水着に着替えておくとよいです。

ボイリングリバー入口

川に山側から熱水(温水)が流れ込んでいるため温泉になっているのですが、ちょうど良い温度を探すのが大変です。かなり暑い場所か冷たい場所のいずれかに入ると中々地獄模様。こちらも夏の訪問をオススメしたいですね。

ボイリングリバー

熱水が山側から流れており、川と混ざる事で適温になる

⑥キャニオンヴィレッジ

キャニオンヴィレッジ

キャニオンヴィレッジは、開けた場所の多いイエローストーン国立公園の中でも山の中に位置しており、自然豊かな景観が特徴です。周辺にはイエローストーン国立公園のグランドキャニオンと呼ばれる谷や、大きなアッパー滝・ロウアー滝が見どころ。ロウアー滝が最も間近に見えるレッドロックポイント(Red Rock Point)がオススメですが、階段を多く下りないといけません。60代の私の両親でも行けたので健康であれば問題なく行けます。

所要時間は、谷を見て回るだけなら1時間程度。レッドロックポイントを訪問するなら2時間程度を見ておくとよいでしょう。

⑦ウェストサム

最後はイエローストーン国立公園最大の湖、イエローストーンレイクに隣接するウェストサムです。ウェストサムではビスケットベイスンのような真っ青の池が数多くあり、イエローストーンレイクと相まって見事な青い空間を演出してくれます。

ウェストサム

イエローストーン国立公園の中でも屈指の景勝地であるため、是非訪れる事をお勧めします。

おわりに

イエローストーン国立公園はその広大な敷地の中に様々な顔を持つ観光地が沢山あります。どこへ行けば良いのか悩む方も多いとは思いますが、私が実際に行ってとても良いと感じたのは上記のスポットです。是非参考にしてみてくださいね!

イエローストーン国立公園のオフィシャル地図(英語)
イエローストーン国立公園へのアクセスは?日本からの行き方をまとめました