僕は割と海外出張に行くことがあり、頻繁にWi-Fiルータをレンタルしていきます。
海外でインターネット環境があると、ちょっとした調べ物もすぐ出来るので本当に便利。
空港降りてからホテル行くまでのルートとか、近くのオススメレストランとか、ちょっと調べたい事は結構ありますよね。
ホテルに着いてしまえば大抵ホテルのWi-Fiがあるけれど、海外は通信速度が遅くて使い物にならなかったりすることも。
そんな時にはモバイルWi-Fiルータをレンタルしておけば、困った場合でも安心です。
今回はよく使う羽田空港のWi-Fiルータのレンタル会社についてまとめました。
見たい目次にジャンプ
羽田空港で借りられる海外用モバイルWiFiレンタル会社
羽田空港で借りる事の出来る海外用モバイルWi-Fiのレンタル会社は、イモトのWiFi、グローバルWiFi、Wi-Ho、JAL ABCの4社です。
各レンタル会社の特長について、みていきましょう。
モバイルWiFiルータのレンタル会社4社の比較
イモトのWiFi | グローバルWiFi | Wi-Ho | JAL ABC | |
---|---|---|---|---|
対応国数 | 150カ国以上 | 200カ国以上 | 92カ国 | 54か国 |
レンタル価格 ※アメリカ本土で比較 | 1日980円~ | 1日970円~ | 1日750円~ | 1日1150円~ |
紛失補償サービス | オプション 1日216円~ | オプション 1日216円~ | オプション 1日216円 | オプション 1日210円 |
大容量プラン | 〇 | 〇 | 〇 | 無制限プランのみ |
無制限プラン | × | × | × | 〇 |
複数地域 | -世界周遊 -アジア周遊 -ヨーロッパ周遊 | -世界周遊 -アジア周遊 -ヨーロッパ周遊 -アメリカ本土・ハワイ・アラスカ | -世界周遊 -アジア周遊 -ヨーロッパ周遊 | -ヨーロッパ周遊 |
申し込み期限 | 出発1日前の16時まで ※当日も在庫次第で対応 | 出発1日前の15時まで | 出発1日前の正午まで | 受け取り2日前の18時まで ※当日も在庫次第で対応 |
それぞれのモバイルWi-Fiルータレンタル会社の特長
バランスの良いイモトのWi-Fi
イモトのWi-Fiは僕の会社でも企業提携しており、対応国数やオプションの選択肢が豊富でバランスの良いレンタル会社です。
申込期限が最も遅く、在庫次第では当日も貸し出ししてくれる事から、借り忘れた場合にはまずはイモトのWi-Fiに行ってみると良いでしょう。
対応地域が圧倒的なグローバルWi-Fi
国の対応地域が最も多く、世界のほとんどの地域をカバーしているのがグローバルWi-Fi。マイナー地域でも安心して通信できるのは非常に心強い限り。
新興国であればあるほど、無料のWi-Fiの整備は絶望的ですからね…。言葉も通じないし。
最安値のWi-Ho
対応地域は上記の二社に劣るものの、価格が最も安いのがWi-Hoです。
とにかく値段を抑えたい場合はWi-Hoを利用するのが良いかも。
値段が安いからといってサービスが悪いわけではありません。
唯一の容量無制限プランがあるJAL ABC
上記3社はいずれも1日の最大通信容量が制限されていますが、JAL ABCでは通信容量の制限がありません。
その分基本料金がやや高く、対応する国が少ないのが難点ですが、海外でも動画を見たり、仕事などで大きなファイルを扱ったりしたい場合にはオススメ。
JALマイレージが貯まるのもポイントが高いですね。
モバイルWi-Fiルータのプランの選び方
モバイルWi-Fiルータはプランに応じて価格が異なります。
データ通信速度・データ通信容量・訪問国が複数かどうかが選定のポイントです。
データ通信速度は旅行なら3Gで十分・ビジネスは仕事内容次第
旅行用に地図の確認、観光地チェック、Lineで連絡を取り合う等の用途であれば3Gの一番安いプランで問題ありません。
海外で高速データ通信が必要になるような動画などを見ることはほとんどないと思いますので、上記のような利用であれば3Gで十分です。
仕事で使用する場合は、基本的に4Gにしておいた方が無難。
早くメールを受信したり、クラウドサーバーから必要な資料を用意したりするようなことが必要な場合も多いですしね。
なにか不慮のことが起きた場合でも、速度が早ければ対応しやすいです。
旅行ならデータ通信容量は一番低いものでOK
データ通信容量は、大体どのレンタル会社も一番安いプランだと1日250MB程度です。
ウェブサイトは写真の多いページだと1ページあたり2MBほど行くこともありますので、数百ページ程度ウェブサイト閲覧すると上限を超えます。
上限を超えると、通信速度の制限がかかるだけではなく、切断されるケースもあるので注意が必要。
下記によく使うサービスのデータ使用量をまとめました。
サービス名 | データ使用量(250MBに達する使用量) |
---|---|
Line | メッセージ:0.01MB程度。(25000メッセージ分) 写真:撮影した写真のファイルサイズによる。大体数MB。(100枚程度) 通話:60分で18MB(約13時間程度) |
ウェブサイト閲覧 | 1ページあたり多い場合で2MB(約100~200ページ) |
Google Map | 1時間当たり3MB程度(80時間分) |
動画はすぐに数百MBを超えるので、見ない方が無難。
どうしても動画を見る機会が多い、もしくはみたいのであれば、1日1GBのプランを利用するようにしましょう。
仕事の場合は上記に加えメールを見る機会が増えると思います。
添付ファイル次第ですが、容量が多いようなら500MB以上のプランにしておくとよいと思います。
イモトのWi-Fiであれば、多くの国で基本が500MBの設定になっているので、ビジネスにオススメです。
2カ国以上訪問する場合は周遊プランを検討しよう
仕事でも旅行でも数カ国訪問して帰ることはありますよね。
大体そんなときは近くの別の国も訪問することが多いと思います。
例えば、スペイン旅行でついでにイタリア行ったり、タイの出張でシンガポールに寄ったり。
そんな時にスペイン用で借りてしまうと、イタリアで使えなくなったりします。このため、各社が提供している周遊プランを検討にいれましょう。
世界周遊プランであれば、どこの国に行っても安心ですが、3カ国以上の場合で利用すると割安になります。
2カ国なら2つ借りるか、地域の周遊プランの方が良いです。
最も地域別プランが多いのは、グローバルWiFiです。
羽田空港での受け取り・返却場所一覧
各社郵送でも受け取る・返却することが可能ですが、羽田空港で受け取り・返却する場所は次の通りです。
羽田空港での受け取り場所
各社のレンタルWiFiルータの受け取り場所は以下の通り。Global Wi-Fiは深夜の間はJAL ABCと同じカウンターとなります。Wi-HoはANA手荷物カウンターでの受け取りです。
羽田空港での返却場所
各社の返却場所は次の通り。イモトのWi-Fiは返却時のカード決済の場合、宅配BOXではなく3F出発ロビーの有人カウンターに行く必要があります。
Global Wi-Fiは深夜の間はJAL ABCと同じカウンターとなります。Wi-HoはANA手荷物カウンターでの返却です。
モバイルWi-Fiルータと合わせて持っていきたいもの
モバイルWiFiルータと合わせて出張にもっていった方が便利なものをまとめました。
コンセントの変換プラグはいずれの会社もWi-Fiルータと共に提供されるため、モバイルWi-Fiルータ用のコンセント変換プラグを持っていく必要はありません。
バッテリーチャージャー
モバイルWi-Fiルータはずっとつけっ放しにしていると、機種にもよりますが早くて4時間程度で電池がなくなってしまいます。基本的には使わないときは電源を切るようにしましょう。
それでも頻繁に使う事もあり、電池切れが心配な場合は各社でモバイルバッテリーチャージャーをレンタルするか、自分の手持ちのものを持っていくと安心です。MicroUSBで充電できるようになっています。
マルチタップ
自宅にあるもので十分ですが1つ持っていくと良いでしょう。
ほかの機器の充電もできますし、何より海外のホテルのコンセントの数は不足しがちです。
スマホ・PC・タブレット等複数の機器を充電したかったり、友人とコンセントをシェアする必要があるのであれば、持って行っておくと安心です。
コードのないものよりも、コード付きの方が使い勝手がいいです。仕事でもそうですし、ベッドの上でだらだらスマホいじりたいなら特にね!
結局一番のオススメ海外向けWi-Fiレンタル会社はどこか?
ビジネス用途ならイモトのWi-Fi
ビジネス用途ならイモトのWi-Fiが一番のオススメ。
通信容量がアメリカ等の先進国では基本が500MBと多く、対応時間もギリギリまでOKな点が仕事で使うには良いです。
当日も在庫があれば対応してくれる点も〇。
旅行ならWi-Ho。対応地域が無い場合はGlobal Wi-Fi。
旅行であれば、やっぱり値段を最も重要視したいところ。ということで圧倒的に安いWi-Hoがオススメです。
基本的な内容は大手と同じですが、対応している国がやや少ないので、その点だけ注意。
Wi-Hoの対応地域に無い国への訪問ならグローバルWi-Fi。当サイトからのリンク経由であれば、5%オフ+取扱手数料の500円が無料になるので、是非ご利用ください。
以上!