暑い夏が始まりました。
日本の夏はじっとり暑いのが特徴で、新陳代謝が良い私は常に汗でびっしょり。
そんな暑い夏を少しでも涼しい思いで過ごしたいと思っていたところ、石川県の山中温泉鶴仙渓に川床という良さそうなスポットがあるのを発見しました。
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川床とは?何ができる場所なの?
川床ってご存知ですか?
私は関西に近いところに住んでいた事もあって、比較的なじみがあるのですが、関東ではあまり見かけないかもしれません。
京都の鴨川では、川のそばの料亭が川に面したテラスを設けています。これを川床といいます。
夏の夜に川のそばのひんやりとした空気に包まれながら、料理と京都の景観を楽しむことができます。

京都の川床は写真のイメージのように市街地の中にありますが、山中温泉の川床は森の中にこじんまりと佇んでいます。
森の静けさと川のせせらぎが良く調和して、リラックスできる素敵なスポットです。
山中温泉鶴仙渓の川床は徒歩10分程度。整備された道を行く。
鶴仙渓の川床までは駐車場から徒歩で10分程度歩く必要があります。
駐車場はあやとり橋を目印にすると良いでしょう。あちこちに案内板があります。
駐車場とお手洗い
あやとり橋すぐの駐車場は最大15台程度まで行けると思いますが、余り数はおおくありません。
私は平日に行ったので空いていましたが、土日は不明。

また、駐車場の近くにはトイレがあります。
川床にはトイレがないので、こちらで済ましてから行った方が無難です。
あやとり橋から川床までを歩く
あやとり橋は変わった形状の橋で、ここも1つの観光スポット。


あやとり橋を抜けたら、石畳で整備された道を歩きます。
妻が妊娠7か月でしたが、そこまで歩くことに疲れる道ではなかったとのこと。
ベビーカーを連れてきているご家族もいました。この道は階段も少しあるので、車いすの場合は少ししんどいかも。

そして10分ほど歩くと川床につきます。
山中温泉の川床の席数は6か所。目的の場所の確保は早めが良い。

平日の朝10時ごろに訪問したのですが、すでに6か所のうち4か所が埋まっていました。
上記の写真は川河に面した川床が写っていますが、これが4か所。
また、道を挟んで山側に滝があってその傍に2か所あります。奥の小屋はお金を払う所。

私たちは川に面した方に座りました。見通しがよくてGood!
とりあえず先に席を確保して注文に。こちらでは2つのメニューがあります。
1.お茶と席料のみ300円
2.お茶+スイーツと席料600円
※ただし、山中温泉宿泊者は100円引き
私たちは宿泊していたので100円引き。
折角なのでスイーツ付きのコースにしました。
スイーツは基本的には2種類から選べ、川床ロールと冷製抹茶しるこがありました。
今回訪問時には夏季限定のシャーベットも選択できましたが、道場六三郎監修の川床ロールと冷製抹茶しるこを選択。

川床ロールの方はボリュームがあって甘さ控え目のロールケーキ。
一方の抹茶しるこの方はさっぱりとした味わいで、抹茶の味が白玉とほどよい調和。
私は抹茶しるこの方が好きだった。+300円でこれは中々クオリティ高い。
今回私たちはやりませんでしたが、こちらは宿や近所のレストランでお弁当を持って訪問もできます。
お弁当に関する情報はこちらを参照ください。
山中温泉鶴仙境の川床のまとめ
丁度訪問したときは北陸で猛暑の日だったのですが、川床は日陰もあり、川からの冷気と相まってひんやりと気持ちの良いスポットでした。
気持ちも落ち着くのでついつい長居してしまうかんじ。
山中温泉は金沢市から少し距離がありますが、この川床は全国的にも珍しいスポットなので、石川県訪問の際には立ち寄ってみるのをオススメします。
ほんとにいい場所ですよ!

ちなみに旅館に泊まった人達がその次の日の朝に川床を訪問しているためか、早い時間帯の方が混雑していました。逆に私たちが離れるときにはガラガラに。
空いた時間を狙うのであればお昼頃のほうが良いかもしれません(暑いけど)。
スポット情報
山中温泉鶴仙渓川床
営業時間:9時30分~16時
期間:2017年4月1日(土)〜10月31日(火)
料金:お茶+席料(300円)、お茶+席料+スイーツ(600円)
※山中温泉宿泊者は100円引き
住所:〒922-0126 石川県加賀市山中温泉河鹿町ホ
マップ: