航空券が必要な旅行を計画する際に、皆さんはどのように日程を計画しますか?十分な休みがとれる訳ではない場合は選択の余地はありませんが、そうでない場合、どうせなら安い日程を選んで行きたいですよね。そもそも行きたい場所すら決まってなくて、どこか安いとこならどこでもいいという場合もあるでしょう。
そういう時、私はとりあえずGoogleフライト検索で航空券の値段を検索します。Googleフライトでは、日程による航空券の値段の違いをグラフで見ることができたり、特定の空港からの航空券(成田空港からどこか等)の値段の比較を地図上で見れたりするため、曖昧な検索条件の際の値段の変化が視覚的にわかりやすいという特徴があります。それではさっそく以下で使い方を説明していきたいと思います。
Googleフライトの使い方
目的地は決まっているので、できるだけ安い日程を探したい!
以下の例では、12月の年末に成田空港からハワイへ行くための航空券を探すと仮定して説明してきます。まずはGoogleフライトの検索画面を開きます。すると以下のような画面が開きますので、出発地の空港、目的地の空港、往路・復路の日時などを指定します。
右上のボタンで人数や座席クラスの指定も可能です。また、日付を指定するところより一行したのメニューでは、乗り継ぎ回数や航空会社、搭乗時刻などの細かい条件指定も加えることが可能です。条件を変えていくとリアルタイムで検索結果が下に表示されますが、出発地と目的地の空港、および往路と復路の日程が決定したところで、再度日付を設定するボックスをクリックします。
すると、”カレンダー”、”変更可能な日付”、”料金グラフ”という項目が出てくるようになりますので、料金グラフを選択します。すると以下のように、出発日に応じた料金のグラフが出てきます。
上の画像の場合、棒グラフが示しているのは、7日間の航空券の値段推移です。例えばこの場合は行きは12月24日、帰りは12月31日という7日間の航空券の値段です。ひとつ右の棒グラフにいくと、以下の画像のようになります。
この場合は、出発日、到着日が1日遅くなった場合、つまり行きが12月25日、帰りが1月1日の7日間の航空券の値段です。
7日間の航空券を探す場合、12月23日か24日に出発するのが、急激な価格上昇をおさえる鍵となるのが一目でわかりますね。グラフを見ると年末に近づくに従って、更に価格が上昇していくのも一目瞭然です。さらにその下には長期的な価格変動のグラフもあり、だいたいお盆あたりと年末に価格が急激に上昇していることがわかります。
往路、復路の日程は自由に変更可能なので、一定期間のもの(上記の場合は7日間)しか検索できないというわけではなく、例えば行きを12月24日、帰りを12月27日などとしても、その結果のグラフがリアルタイムで表示されます。
目的地は特に決まっていないけれど、どこか安く行ける場所に行きたい!
まずは上記と同様、Googleフライトの検索画面を開きます。
そしてとりあえず日程を入力したら、以下の画像にあるように、目的地を見るをクリックします。すると以下のような地図が表示されます。
上記の例は、行きが12月24日、帰りが12月30日の成田空港発の航空券の値段です。この場合だと、例えば沖縄本島が¥15,320、グアムが¥57,410というのが一目でわかりますね。
あとがき
いかがでしたか?日程に余裕がある場合、行きたい場所は決まっていないけれど安い場所を探したい場合などに、Googleフライト検索が非常に便利なことが感じてもらえたのではないでしょうか。地図上で航空券の値段を見ているだけでも、色々と想像がふくらんで楽しくなってきますよね。
さすがにツアー会社の航空券の値段まではわからないので、必ずいつも最安のものを探せるわけではありませんが、いつ行くのか、どこへ行くのかという条件が曖昧な時には、まず最初の目安を掴むために使用されてみてはいかがでしょうか。
航空券の検索は以下の各サイトからも可能です。