シアトルで有名な滝といえばスノコルミー滝ですが、実はダウンタウンのど真ん中、何故そんなところにといった場所にも滝があります。日本との繋がりもあるこの滝がそんなところにある理由とは?行き方や注意点とともに解説します。

ウォーターフォールガーデンの基本情報

ウォーターフォールガーデンパーク (Waterfall Garden Park)は、シアトルダウンタウンのど真ん中にある、滝のある公園です。正式名称は「UPS Waterfall Garden Park」といい、UPSパークと呼ばれたりもします。

とてもこじんまりとした公園

この公園は縦に18m、横に24mしかないとても小さな公園です。公園内には人口の落差6.7mの滝があり、その水量は毎分19,000リットルを誇ります。水はポンプで汲み上げて再利用する設計になっています。

公園内にはいくつかのテーブルや椅子もあり、ゆっくりくつろぐことも可能です。屋根のあるエリアもあり、そこには寒い日のためにヒーターまで備えられています。

SeattleWaterFallGarden

街中にひっそりあるわりには豪快な風景 (出典: flickr)

全米でもスクウェアフットあたり (面積当たり)の価格が最も高い公園のひとつともいわれています。

この公園ができたのは1978年、設計を行ったのは木下 正夫というアメリカ生まれの日系ランドスケープデザイナーです。公園内には日本庭園もありカエデやアメリカでは珍しいヒノキの木まで植えられています。アザレアなどの季節の花々も植えられており、季節に応じて美しい様相を見せてくれます。

実はこの場所は世界的運送会社、UPS創業の地

この公園がある土地はアメリカの一大貨物運送会社、UPS (United Parcel Service)の創業地です。UPSは世界200カ国以上の国と地域で国際貨物も取り扱っており、従業員は43万人を超える巨大企業です。

UpsTruck

UPSの配達トラック、ロゴに見覚えのある方もいるのでは? (出典: Wikipedia)

UPSはもとはAmerican Messenger Companyとして、シアトルのこの場所で創業しました。現在の本社はジョージア州にあるため会社としての機能は全くありませんが、創業を記念して公園として整備し、UPSが立ち上げた財団によって運営されています。

公園の壁には、創業100年の際に従業員がこの場所にあつまって祝賀会を開いたことを説明するプレートも埋め込まれています。

ウォーターフォールガーデンパークへの行き方

公園はパイオニアスクウェア (Pioneer Square)と呼ばれる歴史的な建物が並ぶエリアにあります。とても雰囲気のあるエリアで小洒落た店も点在しているので、一緒に回るのがオススメです。

SeattleOccidentalSquare

パイオニアスクウェア周辺

昼間は活気があるエリアなのですが、ホームレスが多いエリアでもあり特に夜間に出歩くことは避けたほうが無難です。昼間であれば特に問題ありませんが、なるべく人通りのある通りを歩くように心がけたほうが安心です。

電車の利用が一番便利

ダウンタウン内から歩いて行けますが、交通機関を利用するのであれば電車が一番便利。少し北にあるパイオニアスクウェア駅(Pioneer Square Station)を利用しましょう。駅からは歩いて約3分です。

入り口は目立たないので注意

公園は柵で囲われているため、入り口から出ないと入ることができません。入り口はサウスメインストリートという東西に伸びる通りに面しています。

ただ四方が柵で囲われているため、近くまで来ても滝があるようにはまったく見えず、なんか水のおとがするなぁといった程度です。入り口自体も小さくかなり見つけにくいので、注意深く探してください。


とても小さな入り口

営業時間にも注意

公園は無料ですが、営業時間が設定されており時間外には入り口は施錠されていて入ることができません。

営業時間は月曜日から金曜日の午前8時から午後3時45分となっています。最新の情報についてはこちらで確認をお願いします。

詳細情報

住所 219 2nd Ave S, Seattle, WA 98104
営業時間 午前8時から午後5時45分
入館料 無料
公式ホームページ https://www.pioneersquare.org/experiences/waterfall-garden-park